2017年12月11日

Don't Be Trapped by Dogma

  突然ですが、僕のバックグラウンドは他の留学生とは大きく異なります。23歳まで一度も海外に出たことがなく、留学を考え出したときの英語力はわずかTOEIC: 400点、外国の方と接した経験もほぼ0。また、基本的には経済学部や教育学部の2, 3年生が留学する中、僕は工学部の大学院2年生。学部生時代のGPA: 3.0の平凡な学生。こんな留学とは程遠い、究極にドメスティックな僕だからこそ、多くの学生の参考になる記事が書けるのではないかと思います。今回の記事では、僕が留学するに至った経緯や、その中で考えていたことについて書いていきたいと思います。思いついくままに文を書いているので、読みにくい部分や正しくない日本語が散在しているかもしれませんがお許しください。

  僕は現在、テキサス大学オースティン校 (The University of Texas at Austin: UT) でPublic Relations: PRを学んでいます。UTは、アイビーリーグ (ハーバード大学やイェール大学をはじめとする名門私立大学の総称) と同等の教育レベルを誇る州立大学、パブリックアイビーとして評価されており、最新版の世界大学ランキング ( The Times Higher Education) ではTop50にランクインしています。そもそも僕が留学という選択肢を考えはじめたのは、協定校にUTがあったからです。正直、英語が話せるようになりたいなんていう理由は微塵もありませんでした。ただただ、世界のトップレベルに飛び込みたい、そう思いました。しかし、先ほど述べたように、当時、僕の英語力はTOEIC: 400点相当しかありませんでした。当然、そんな人間が世界トップレベルの大学で勉強したいなんて言っても周りは相手にはしてくれませんでした。国際交流課の先生には、語学要件の低い大学を提案されたこともあります。それでも僕は口に出し続けました。今思えば、この“思いを言語化する”ということが、自分のモチベーションを維持する上でも、周りからのサポートを広げるという意味でも非常に有効であったと思います。思いを言語化することでポジティブな影響が得られることが数々の文献、研究からも示唆されているのでおすすめします。留学や語学習得だけに限らず、何かを始める際に、自分の身の丈なんか気にする必要は全くないと思います。とはいえ、UTの語学要件であるTOEFL PBT: 550 or TOEFL iBT: 80を達成しなければ土俵にすら上がれません。ということで応募までにそれほど時間もなかったので比較的攻略しやすいTOEFL PBTにターゲットを絞り、留学への準備を開始しました。理系の大学院生として授業や研究と両立する必要があり、留学に割ける時間が限られていたこと、また、長時間集中力を維持することができない体質であることから、1日に1時間以上を英語の勉強に費やしたのは2ヶ月程度であったと思います。無理をすると続かないので、気の向かない日は、勉強はせず、好きなことに時間を使いました。それでも2回目のTOEFLで550点を獲得し、UTへの留学を達成することができました。TOEFLの具体的な勉強法、UTでの授業や生活、留学中の就職活動についてはまた時間のあるときに更新したいと思います。

今までの経験から、伝えたいことが6つあります。

・何かを始めるのに、“遅い”はあっても“遅すぎる”はない。
   どんなものでも始めるのに適したタイミングはあります。しかし、それは所詮一般論でしかありませんし、そのタイミングを逃してしまったからといって、遅すぎることはない思います。もし遅いと感じたとしても、今後の人生の中で“今以上に早いタイミング”は存在しませんし、やってみたら案外どうにかなることだらけです。

・何かを始めるのに、かっこいい理由なんていらない。
  周囲の人は、かっこいい、お利口な理由を欲しがるかもしれませんが、無理してかっこつける必要はないと思います。きっかけはなんでも良くて、それを自然に膨らませるだけで十分だと思います。

・人目を気にせずやりたいことをやったらいい。
  僕は、大分大学での専攻である工学から離れて、UTではPRの勉強をしていますが、それを面白がってくれる人も沢山いますし、来季は他の興味がある分野の授業も履修しようと考えています。アップル創業者のスティーブ・ジョブズが、スタンフォードのスピーチにて、こんな言葉を残しています。
“You can't connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.”



・身の程を知らず、大口を叩いて、思いっきり背伸びしたらいい。
  先ほども述べたように、現在の身の丈なんて気にする必要はないし、背伸びしていれば、最初はきつくてもそのうち気づけばその状態が自分の身の丈になるはずです。これに関連する好きな動画が2つあるので下にリンクを貼っておきます。1つ目の動画では、スピーカーの女性の “Fake it till you become it.”という言葉が、2つ目の動画では“思うは招く”という言葉が好きです。また、思いを口にすることで、思いもよらぬチャンスが巡ってきたりします。サポートしてくれる人が見つかったりします。大口を叩くな、行動しろという人がいますが、僕は思いを口にすること自体が動いていることであると考えています。もちろん口にするだけでは前には進みませんが、口にしない、できない状態よりずっといい状態ではないかと思います。日本語で、思いを口にすることを“言”と書きますよね。もちろん叩いた大口はいつか回収しましょう。





・今いる環境、ステージで最善を尽くす。
  これは、今いる環境にしがみつけという意味ではありません。今おかれている状況で最善を尽くすことが、たとえ全く違う環境、ステージでやっていこうと考えたとしても、その先で役に立つ可能性があると思います。今の環境、ステージで最善を尽くすと自ずと次に進むべき環境、ステージが見えてくるはずです。

snoopy.gif

・程よく適当に。
  無理をして続かないよりは、適当にでも続けた方が、実りは大きいように思います。もちろん、時には歯を食いしばってやることも大事ですが、そのバランス感覚が重要だと思います。

  以上です。もし質問や相談があれば、UTや留学に関することに限らず、遠慮なく連絡してきてください。(ビジネスメールのように、敬語やフォーマットは全然気にしなくて大丈夫です。) 特に、留学してみたいけど英語力が足りずに諦めようとしている人、TOEFL PBTの対策の仕方がわからない人、自分の専攻とは違うことに興味があるけど踏み出せない人、留学中、留学後の就職活動が不安で留学することをためらっている人、UTに興味がある人、先生には相談できない留学やキャリアに関しての悩みがある人、一度連絡をください。僕自身も同様の悩みを抱えていたので、もしかしたら背中を押すことができるかもしれません。こういう記事を書いて欲しいという要望や感想、批判がありましたら、そちらもどしどし受け付けているのでよろしくお願いします。国際交流課に行けば僕の連絡先を教えていただけると思います。
posted by Texan at 17:13| 大分 ☁| Comment(1) | 2017-2018アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
他のブログとはまったく違う切り口、おもしろかったです。努力でつかんだUTへの留学ですね。その独自の視点で、アメリカ社会も切ってほしいです。
Posted by m at 2018年01月04日 13:32
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