2025年12月27日

ハンガリー留学(4か月)

Szia~~!❁✨
12
月に入り、ハンガリー留学も4か月目に突入しました。時間の流れがとてもはやくて驚いています。今回は、秋学期に履修した授業の感想や生活費などについて書いていきたいと思います。

秋学期の授業について
生活費について
その他

《秋学期の授業について》

秋学期では、全部で7つの授業に参加しました。2セメスターあるので、最初は専門分野の英語教育だけでなく、ハンガリーの言語・文化・歴史について学べる科目も履修しました。カーロリ大学のホームページから履修可能な授業リストやそのシラバスを確認することができるので、参考にしてみてください。https://english.kre.hu/index.php/faculty-of-humanities#Autumn-2025-26-1
基本的に毎年同じような内容ですが、年によっては開講されない授業もあるので注意が必要です。

秋学期を終えてみての感想として、当たり前ですがすべての授業が英語開講で、一緒に授業を受ける学生は英語力が高い人たちばかりでした。さらに少人数授業だったこともあり、とにかくついていくことに必死でした。
教育分野(Teacher Training)の授業では、もともと知り合い同士のハンガリー人学生の中に、はじめましての留学生が一人混じっている状況でした。そこに加えて、英語でうまく自分の意見を言葉にできず、授業に後れを取ってしまうかもしれないというプレッシャーもあり最初のほうはあまり行きたくないと感じることもありました。
ですが、先生も学生も笑顔でうなずきながら話を聴いてくれ、回数を重ねるにつれて仲も深まり、授業のルーティーンや頻出する単語にも慣れてきました。気づいたら授業自体を楽しめるようになっていました。考えすぎず、楽しく学ぶのが一番です^^

“Teacher’s Skills Development 2” の授業では、インクルーシブ教育を推進するための支援(Multisensory Instruction など)について、各回で4技能ごとに学びました。生徒役として支援を受けてみたり、教師目線で考えた支援を実践したりしました。評価は出席、Exit TicketMid-term Test、必須タスク(プレゼンまたはマイクロティーチング)と応用タスクのポイントを合計して出されました。

“Using Technology in ELT” の授業では、ICTツール(GeniallyGoogle ClassroomCanva Whiteboard など)を実際に試しながら、メリット・デメリットについて議論しました。また、英語教育におけるAIの活用やリテラシーについても学びました。この授業は2週間に1回で、毎回 Nearpod というシステムを使った、先生作成の予習動画視聴と内容に関する意見記入が必須タスクでした。事前準備がしやすく、とてもありがたかったです。評価は出席、必須タスク、応用タスク(ICTを使ったインタラクティブスライドの作成など)のポイント合計でした。

ハンガリー語の授業では、食べ物・飲み物の名前や注文の仕方、挨拶、主語に伴う動詞の変化などを学びました。習った内容をすぐに日常生活でアウトプットできるので、モチベーションも保ちやすいです。ただ、英語を通して学ぶため、微妙なニュアンスの違いを理解するのは難しかったです。また、教科書が高いので、友達と一緒に購入することをおすすめします。中間と期末にはテストがあり、そのほかにハンガリーでの気づきや体験を日記に書くタスクもありました。

ハンガリーの歴史や音楽の授業は、内容になじみがなく難しいものも多かったですが、地図や絵、実物、ビデオなどを見せながら教えてくれたので理解しやすかったです。テストも覚えた内容の確認程度でした。最後の授業では、先生と学生でカフェに行き、ヨーロッパのさまざまな国や歴史について話しました。

ゲストとして参加した日本語の授業では、授業内でブダペスト日本人学校との交流会があり、実際に日本人学校を訪問しました。学校内の様子は、人数が少ないこと以外は日本とほとんど変わらず、小さな日本のようで面白かったです。通常の授業では日本語でのディスカッションがメインなのでさまざまな話ができ、多くのハンガリー人と友達になることができました。一緒に遊んだり、地元に招待してもらったりもしました。授業の最後には、ハンガリー料理のレストランに連れていってもらったり、おにぎりパーティーをしたりなどとても楽しかったです。

《生活費について》

私は生活費をカテゴリーごとに分けて、「家計簿」というアプリに毎日記録しています。日常的には PayPay銀行のデビットカード(VISA)と現金(フォリント)を使っています。楽天のクレジットカード(Master)も一応持ってきましたが、アプリに利用金額が反映されるまで時間がかかるため、日常的には使わず予備として持っています。
友達と割り勘する時や、寮費を大学に送金する時は Wise のアプリを使っています。私は Wise のカードを作ってきませんでしたが、アプリ上でさまざまな通貨の口座を作ることができ、問題なく送金できています。ヨーロッパの学生がよく使っている Revolut 口座にも、IBAN という番号を聞けば Wise から送金できるのでとても便利です。Wise口座には PayPay銀行からアプリ上で入金しています。
現金はデビットカードを使って現地銀行のATMから引き出せるので、日本から持っていく現金は最低限で大丈夫でした。

フリーマーケットや一部の市場など、現金のみの場所以外では、基本的にデビットカードで支払っています。アプリですぐに利用金額が反映されるので、管理しやすいです。

3か月間で使った金額は、

9月:104,992
10
月:96,257
11
月:90,463
でした。初月は日用品や衣服の購入があるため、少し高めです。寮費(16,000円)、SIM6,000円)、食費(23万円)、交通費(900円)だけでなく、友達とのカフェや外食、雑貨、国内旅行で使った金額も含めてこの金額なので、月9万円もらえる奨学金で、ほとんどの生活費を賄うことができています。食材や衣服などは節約を意識していますが、ほぼ毎週留学生の友達とカフェに行っていたため、外食費はやや高めでした。

国外旅行も、ハンガリーからヨーロッパ各国へのバスや航空券は安価で、25歳以下無料の観光地もたくさんあります。個人差はありますが、プラスで月510万円あれば、十分に楽しむことができると思います。

《その他》

12月に入り、冬が本格化してきました。雪は降りませんが、最高気温は10℃以下で、曇りや風の強い日が多く、とても寒いです。また、朝8時頃に日が昇り、夕方16時には沈んでしまうため、日照時間も日本に比べて短いです。晴れた日は日光を求めて朝から散歩に出かけます。とても気持ちが良いです。

秋学期が終わり、毎週カフェで語ったり一緒に旅行に行ったりと、たくさんの思い出がある友達のほとんどがクリスマスを機に帰国してしまい、とてもさみしいです。ですが、春学期以降に友達の国に旅行に行って案内してもらうのも、とても楽しみです。
ヨーロッパ出身の友達グループでのコミュニケーションは、文化や育ってきた環境の違いによるなじみのない話題や言語の壁などから、難しいと感じることもありました。それでも、持ち寄りのディナーパーティーでそれぞれの国の料理をシェアしながら、歴史や政治といった複雑な話題から最近の出来事など些細なことまで語り合い、とても濃い時間を過ごすことができました。

英語力については、聞き取りはだいぶできるようになりましたが、本当に言いたいことを的確に英語にして伝えられなかったり、深い話題に入り込めなかったりと、悔しい思いをすることもたくさんありました。長い休みの期間を利用して、少しずつ高めていけたらいいなと思います。

長くなりましたが、授業で使った教科書やプリントや留学生活の様子、ハンガリーの景色などの写真も載せているので、興味のある方はぜひ見てみてください🍀

S__234397700_0.jpgS__234397709_0.jpgS__234397703_0.jpgS__234397704_0.jpgS__234397706_0.jpgS__234397702_0.jpgS__234397705_0.jpgS__234397707_0.jpgS__234397708_0.jpg

posted by はち at 04:56| 大分 ☁| Comment(0) | 2025 ハンガリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年12月26日

KRE ハンガリー留学 ∅

Hungary Blog

Szia!

マクロファージです。

本日は番外編でございます。12月分のブログはまた1月に残したテストを終えた後に1月分と合わせて投稿いたします。


さて、番外編の内容ですが、Karoli Gasper University of the reformed church in Hungaryに、ひいてはハンガリーに留学する魅力について語りたいと思います。


✓学際領域の拡大

正直、このカーロリ大学への留学で一番推したい点はここです。カーロリ大学は以下5つの学部を展開しています

・人文科学・社会科学部

・法学部

・経済・健康科学部

・教育学部

・神学部

人文科学・社会科学部には芸術、歴史学、英語/ドイツ語/オランダ語/ハンガリー語・ハンガリー文学、東アジア(中国/韓国/日本語)、社会科学、教員養成、心理学幅広く展開されています。

我々は人文科学・社会科学部の交換留学生としてカーロリ大学に派遣されるわけでございますが、他学部の授業に関しても履修できるようなので、自身の専攻(経済学、教育学、心理学、社会福祉学などなど)のみならずほかの学問についても学ぶことができるので、自身の学際領域を大幅に拡大できるのは大変大きな魅力だと思います。


私は心理学専攻の身なので、心理学について掘り下げます。経済ならびに教育に関しては他二人のほうが詳しいと思うので畑外の人間は黙っておきます。

心理学科には5つの部門が展開されています。

・人格・健康心理学

・社会・異文化心理学

・一般心理学・方法論学

・発達心理学

・臨床心理学

上記5つです。いわゆる応用心理学と呼ばれるものから、基礎心理学まで網羅的に提供されているので、自分の興味のある分野はおそらく見つかるでしょう。こと大分大学にいらっしゃる方は臨床心理学に興味のある方が大半でしょうから、カーロリ大学でも問題なく勉強はできます。

教育学部の方であれば教育・学校心理学という授業が、経済学部の方であれば産業心理学や競争心理について学ぶ授業が隣接領域(というほどでも、もしかしたらないかもしれませんが)として勉強できるかもしれませんね。


人文科学・社会科学部はじめ、他学部でどんな授業が展開されているのか、その詳細は、といったことはホームページから確認できます。マクロファージちゃんに従ってみてください。

α.jpg

大学のホームページ。INTERNATIONAL STUDENTをクリック

β.jpg

Exchange Studentをクリック

γ.jpg

Course for Exchange Studentをクリック

Screenshot (31).png

各学部の名前およびアイコン。興味のある学部をクリック


その先で開講されている授業一覧を閲覧できます。ハイパーリンク形式になっているので、クリックしたらシラバスも閲覧可能です。


✓言語交換と安心

先ほど、カーロリ大学の人文学部には日本語学専攻が設置されています。カーロリ大学には留学生1人に対し、生活面はじめサポートをしてくれるバディさんがついてくれます。日本からの留学生に対しては日本語学専攻の学生さんがバディとしてついてくれます。もしハンガリー語の授業を取る場合は、テストの際にいろいろと手伝ってもらえるかもしれません。実際に私も屡々ハンガリー語を教えてもらいました。反対に、日本語のヘルプもしたり、プレゼンテーションスキルの授業でやったプレゼンテーションを日本語で披露したり、活発な交流ができるのも魅力です。

また、日本語学専攻が設置されていることもあって、日本人留学生には日本人の教授がメンターとしてついてくれるので、万一トラブルがあった際にも安心して対処できる環境にあるかと思います。



✓ハンガリーという国

 まぁ、高校で世界史を勉強していた人間でもないですし、歴史に関して特段強い興味を持っているわけでもないので、浅いことしか語れませんが

 ハンガリーに限らず、ヨーロッパは国同士が陸続きで関わってきたこともあり、歴史的背景が非常に複雑です。たとえば、ルーマニアのトランシルヴァニアなんかは、ハンガリーとも深い関わりがあったりします。ハンガリー国内でいえば、多くの有名な温泉がありますが、たとえばルダシュ温泉などはその内装がオスマントルコ式のデザインでとてもエキゾチックな場所ですが、これもハンガリーがかつてオスマン帝国の統治下にあったという歴史を感じられる場所ともいえるでしょう。そういった歴史的な動きについて興味のある方にはとても魅力的な場所でしょう。


また、ヨーロッパ全体として、東西の貧富の格差が依然残っているということもよく耳にします。ハンガリーは貧しいとは聞いたことがありますが、個人的にはかく言う割には町ゆく人々の少なくとも服装だとか持ち物だとかで国民間で貧富の格差が大きいということは感じられませんでした。ブダペスト以外の都市にも訪れたことはありますが、都市部と郊外でもそこまで大きな差があるようにも感じませんでした。

実際、この記事(新しい調査では、ハンガリー人は他のEU国民に比べて恐ろしく貧しいことが判明,2024/02/05)によると、経済的不平等は大きくないとのことです。しかし、やはり西側諸国よりかは全体的に厳しい状況にあるようです。


加えて、経済的特徴として、ハンガリーの標準消費税率は27%と世界で最も高い消費税率のようです。個人的にはおそらく、富の再分配が目的とされているのではないかと思っています。実際、穀物をはじめ主要な食品やインターネット関連のサービスに関しては軽減税率(18%,5%)が適応されているとのことなので、インフラに関するものは税率を下げて消費を促す形なんでしょう。

資本主義経済のもとでは、現在でも貧困という問題が残されています。そのため、経済学や社会学を中心としたアプローチによって解決を図ることは、現代社会における重要な課題の一つだといえましょう。ミクロレベルでなのか、メゾレベルあるいはマクロレベルでなのかは人によるでしょうが、貧困について興味がある方についても(ハンガリーじゃなくてもいいんでしょうが)どこか他国に訪れて現実を見るというのもまた、貴重な知見になるかと思います。



✓留意点

過去のブログにも記載したかと思いますが、少なくとも福祉健康科学部から留学する場合は卒業や国家試験受験に際しての必要な単位や授業履修については担任と相談するなどしてしっかりマネジメントしたほうがいいです。




過去のブログでは

9月分→留学先への渡航に関する諸々/居住地/渡航直後の生活

10月分→履修授業の内容詳細/ハンガリー留学するということ/特に福祉健康科学部からの留学について

11月分→費用面

について書いています。


他二人についても、

はちさん→履修授業の内容詳細/ハンガリーの生活

チェさん→授業全体

について書かれています。是非参考にされてみてください。



[Reference]

2025 ハンガリー: 大分から世界へ:分大生留学奮闘記

ハンガリー/ハンガリー王国

新しい調査では、ハンガリー人は他のEU国民に比べて恐ろしく貧しいことが判明


(APAスタイルで書くのが面倒でさぼりましたすみません!!!)

posted by マクロファージ at 00:31| 大分 ☀| Comment(0) | 2025 ハンガリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年12月02日

KRE ハンガリー留学 2025-3

Szia!

こんにちは、アポトーシス寸前のマクロファージです😊

ブダペストも冷え込んでまいりました。私もついに長袖デビューです。街の主要なところではクリスマスマーケットも開催され、宛らこれから冷え込む冬に向けてのプレリュードのようです。



さて、今月のブログはこんなことを書いてみようと思います。

1か月単位の諸費用

まずもって、大分大学から交換留学をする際に、奨学金の申請ができます。JASSOか大分大学独自のもののどちらか、です。両方は取得できなかったはずです。

私含め、多くの方はJASSOで申請するかと思います。JASSOに関しては地域ごとに支給額が異なるのですが、ハンガリーでは90,000 JPY/month支給されます。わたしは基本的にこの90,000 JPY以内で収まるようにはしています。

1HUF=0.45JPY として換算しています。有効数字3桁派の方はすみません許してください


・食費 16,000 JPY

・寮費 35,000 HUF(15,750 JPY)

・交通費 1,890 HUF(850 JPY)

・交際費/予備費 残り

という感じで回しています。


食費に関して:

基本的に自炊をしています。前月のブログを参照していただいたら分かりますが、私の場合水曜日だけは1日中授業があるので(移動含め)、自炊はせず、昼夜は外食という形にしています。ちなみに外食に掛かる費用は2000 HUF/week(900 JPY/week)ですね、併せて。(上記の食費に含んでいます。)


金土日月がわりかし暇なので、多くは日月が多いですが、その時に1週間分の食材を買い込むというスタンスにしています。パスタ茹で器、という呼称で伝わればいいのですが、100円均一に売ってある電子レンジでパスタを茹でられる器があったらパスタやマカロニを茹でられるのでお勧めです。そのままお皿代わりにもなりますし。

また、部屋に備え付けの冷蔵庫はとても小さいので、要冷蔵・要冷凍のものはそんなに多く買わないように心がけています。


あとは、私はメニューをいちいち考えるのが手間に感じてしまうくらいの怠惰なマクロファージなので、1週間分の献立とそれに必要な食材をリストアップしてそれで固定するようにしました。これに関しては、生成AIにでも作らせたらいいと思います。大枠だけ出力してもらって、あとは自分の好みや栄養に合わせて微調整すれば完成ですから。そうすれば、毎週・毎月の出費も固定されるのでいいですよ。(食に関しての興味が薄弱な人であればこれはおすすめです。)


食費に関しては、調味料や油などの初期投資が初月にかかりますが、まぁ1ヵ月とかで消える代物じゃないので、大目に見ていいと思います。

お菓子やアイスクリームなどの嗜好品に関しては、基本食べない人間なので、もし食べる方はこれにプラスでかかる、といった感じでしょうか


寮費や交通費に関しては毎月固定でかかる出費なので、為替のレートは毎日見ておいたほうがお得になる、かもしれません。(とはいっても、HUF-JPYの為替はユーロやドルに比べたらかなり安定していて、.0xのレベルでしかほぼ変動しないので、そこまで神経質になる必要もないですが。少なくとも2025/8-2025/11の間では0.42x-0.47xの間で動いていました。)

0x9です


交通費に関しては、Budapest GOというアプリで購入できるHungary Pass(Discounted)がおすすめです。空港までのチケットも100Eのバスを使うなら1000 HUF/片道と安くなりますし、地下鉄+200Eで空港まで行くのであれば追加費用も掛からないのでおすすめです。ただし、検札員の方にパスを提示する際に学生証(ハンガリー国内で有効なものに限る)の提示が求められる場合があるので、大学発行の学生証は常に携帯しておきましょう。提示ができなければ罰金です。まぁ、そもそも購入する際にID番号の入力が必須になるので

交際費や予備費に関しては、秋休みやテスト期間が終わった後など猶予のある休暇において、いろいろと遊ぶための費用として蓄えています。




Oral Presentation Skillsのテスト

前回のブログで書いたことと重複する可能性はありますが、大目に見てください。

まず、テスト形式ですが、プレゼンテーションを作り発表する、というものです。テーマは授業初回にリストが配られるので、そこから自分の好きなテーマを選択します。私は「Mental Health Awareness and Coping Strategy」というテーマを選びました。ただ、テーマの分野はAIだとか、言語学だとか、教育学だとか、かなり多岐に渡って用意されているので心理学に限らず、多分お気に入りの分野・テーマを見つけるのは難くないかと思います。


そして、発表の日程ですが、3~4種類から選べます。個人的には初日を選ぶのが得策かなぁとは思います。重荷はとっととおろしたほうが精神健康的にもいいですしね。


PPTなりGoogle SlidesなりCanvaなり何でもいいですが、USBメモリを持ってるといいと思います。発表当日も、そのUSBをパソコンに挿せばそのままスライド開いて発表もできるので。


おおよその発表時間は5分と考えていいと思いますが、その日程の中で最初のほうであれば7,8分とか喋れるかと思います。ちなみにPPT勢は、発表者用画面使えないのでご注意ください。


発表が終わり次第、質疑応答タイムです。が、日程の中で後半での発表になると時間の問題で無くなります。ちなみに1日あたり5~6人発表します。


その日のすべての発表が終わり次第、先生からフィードバックならびに成績を伝えられます。


お疲れさまでした、Oral Presentation Skillsは終わりです^^

といった流れですね。




ブダペスト ペスト地方裁判所

某日休講になったために全休になった日がありましたので、裁判所に行ってきました。ブダペストには憲法裁判所もあり、地方裁判所でいえばペスト地方裁判所のほかにもブダ地方裁判所もありますが、まぁ距離的にペストのほうがお勧めですね。

基本的に裁判所内は、日本でもそうですが写真撮影が禁止されています。もしかしたら法廷内だけかもしれませんが、まぁ私はハンガリー語が分からないので内部は一切撮影していません。

日本と同じく、ハンガリーも基本的には裁判は一般に公開されています。これはEUの規約だか何だかで取り決められている事項だったと記憶しています。


授業の関係で、大分の地方裁判所に裁判傍聴に伺ったことがあるのでそれと比較しながら記述していきます。

まず、ペスト地方裁判所ですが、向かいには検察庁があります。検察庁の前には警備員さんがいらしたので、その反対側の建物に入ればOKです。

裁判所の扉を開いて、向かって一番左側が出口、その隣が入り口になっています。入り口は2つありますが、訪問者向けの入り口は出口の隣の、真ん中に位置している扉です。モンティ・ホール問題みたいな感じで扉がならんでいます。そこで一人ずつ、検査があります。感覚としては、空港の保安検査と同じ雰囲気です。ここがまず、日本と大きな違いかと思います。

階段もエレベーターもありますが、なにより特徴的なのが保安検査場を抜けた正面にパーテルノステルがあるということです。画像や映像媒体で見たことはありますが、実際にあるとは思わず感動しました。ちなみに、乗るときめちゃくちゃ怖かったです。昇りはそうでもないですが、下りの時が特に、でした。ちなみに余談ですが、待機しているときに乗っている人がいた場合目が合うと少し気まずいです。


1階もおそらく法廷だと思うのですが、人気が全くなかったので1階は探検していないです。2,3階に法廷がずらりと並んでいるので、開廷時間と種類を見ます。そして、インフォメーションにいって番号(部屋番号っていうんでしょうか?)を伝えればあとは何とかしてくれます。

まぁ、もちろん場所によるんでしょうが、大体の構図も日本と同じでした。が、雰囲気としては若干日本のほうが厳格な感じがしました。


さて、裁判が始まってからですが、正味内容は何にも分かりませんでした。ハンガリー語なので、なんにも。ただまぁ検察官らしき人がいたのと、なんとなくの流れ的に、おそらく刑事裁判だったのでしょう。


ちなみに、私は裁判の中身を目的としていたわけではないのでしませんでしたが、もし中身も気になる方は英語の通訳も付けられるっぽいのでご依頼してみたらいいかと思います。

加えて、ハンガリーの法律について興味のある方がいらっしゃいましたら、「Nemzeti Jogszabálytár」で検索できます。日本でいうところの「e-Gov」や「法令リード」がこれに該当します。

Nemzeti Jogszabálytár – MKIFK Magyar Közlönykiadó és Igazságügyi Fordítóközpont Zrt.



次月の内容は未定です!
以上、アポトーシス寸前のマクロファージでした。
posted by マクロファージ at 01:16| 大分 ☀| Comment(0) | 2025 ハンガリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年11月01日

KRE ハンガリー留学 2025-2

Csókolom!

こんにちは、ご機嫌なマクロファージです😊

早いもので、留学が始まりもう2ヶ月。時々刻々と迫りつつある玉響な私の留学期間の終わりに時期尚早とは言えど寂寞を感じつつあるこの頃です。

さて今月のブログはこんなことを書いてみようと思います。

履修している授業について

今期履修している授業は以下の5つです。

Oral Presentation Skills(口頭プレゼンテーションスキル/火曜日 10:00〜11:30/セミナー)

授業名通り、プレゼンテーションについて勉強するクラスです。開講時間はこの火曜日10時からのもの以外に2つあり、先生も異なりました。私が受講したクラスの先生は少なくとも、レジュメとかそういった類のものは用意されておらず、与えられたトピックに対して皆で意見していく、そんな内容なのでかなりリスニング然りスピーキング然りある程度の英語能力が求められます。たまに先生がテーマの書かれた紙を配り、その紙に書かれたトピックについて少人数(23人程度)で1015分でプレゼンテーションを作って発表することもあります。中々日本にいるとプレゼンテーションそれのみに焦点を当てて、という機会はないので貴重な経験です。


ちなみに評価方法の一つにプレゼンテーションがあります。テストの代わりに授業後半に1人でプレゼンテーションをします。ちなみにテーマは初回の授業でリストから選べるのでまだ負担が少ないほうです。私は「Mental Health Awareness and Coping Strategy」というテーマでプレゼンします。テーマの分野は政治や経済、教育から心理学まで幅広いので自分の得意に合わせて発表ができるのは救いですね。



Hungarian Language and Culture for Absolute Beginners(完全初心者向けのハンガリー語と文化/水曜日・金曜日 8:00〜9:30/セミナー)

文化も学びますが、どちらかというとやはり言語のほうが比重は大きいです。私は他の履修の関係で8時開講のクラスを選びましたが、10時からのもありますし、先生も同じ方なので内容にも差異はないかと思われます。私の選択した時間のクラスには日本人はいないので、ある意味では日本語に頼ってなんかられない状況なのでかなり助かります。


言語、とは言っても挨拶や基本的な単語、自己紹介といった文字通り”for Absolute Beginners”の初歩も初歩の内容なのでさほど難しくはないです。また、授業内容も初歩的なコミュニケーションであることや、ハンガリーの文化を学ぶということで、自然と一緒に受講している留学生の国のことも学べます。最近ではトルコ出身の方に日本語を教えています。毎回、「おはよう」と挨拶してくれるものですから、なんだか不思議な気分です。かく言う私も「Günaydın(トルコ語でおはようの意)」と言っているのですが



Anatomy and Neurology 2(解剖学と神経学2/水曜日 13:00〜14:30/レクチャー)

2、ということは1もあるわけです。シラバスをみる限り、Anatomy and Neurology 1Anatomy、すなわち解剖学の方に焦点を当てた内容っぽいです。ということは逆説的にこの2は神経学がメイン、ということが言えるわけです。とは言え、神経学なので脳の解剖についても学びます。


レクチャー、ということで学生間のディベートなどは無いですがその代わり90分ずっと先生の英語を聞くことになります。福祉健康科学部の方であれば、リハビリテーション医学と感情心理学(心理学限定ですが)のバックグラウンドがあるのはかなり強いです。脊髄と脊椎の位置関係の話もちょっぴり出ました。(わたくしマクロファージ、今までの授業の中でこのパートにめっっちゃくちゃ興奮しました。)


正直なところ、この授業は半分ノリと言いますが、勢い任せに取った節はあります。ただでさえ日本語でも難しい内容を英語でなんてと臆していたので、とりあえず1回目だけ受けて決めようと思っていました。まぁなんというか、結果的にそれが凄く良い選択だったとは思います。何かしらの論文(私の場合精神医学でしたが)を英語で初めて読んだ時に、専門用語で殴られる(と私は屡々言うのですが)あの感覚に大変類似していました。特に1回目の授業はレジュメはおろか授業の進行方法も分からない状態なので、予習なんて全く出来なかった状況でした。その状態で授業に突っ込んで、専門用語にバチバチに殴られる…これほどまでに楽しいことは中々ないですね。当然大変ですけど。


例えばAmygdalaという部位の説明が始まったとして、最初にFunctionの説明がされ、「感情及び行動」「強い感情反応-恐怖・怒り」といった機能から(はっ!これはもしや、"扁桃体"?!)と、自分の持ちうる知識を総動員して理解に努める、この作業がとても楽しいんです。


ちなみにレジュメは授業開始とともにmoodle上で確認できるようになります。そして毎授業、前回分の簡単な確認テストがあります。前述の通り、レジュメは当日にならないと見られない訳ですから、各授業の予復習は重要になってきます。(まぁ、必須じゃないですけど…)


大体シラバスの内容にちゃんと沿って授業がされるので、それに併せて予習していけば何ら問題はないです。ちなみに日本からこの子にも一緒に付いてきてもらいました。

7.jpg

Fundamentals of Human Neuropsychology」という本です。これと、リハ医と、感情心理学のレジュメから該当する部分とその近接領域(?)の内容を徹底的に読み込んでから行くと、かなり授業が楽です。めちゃくちゃ優秀です。おかげで予復習に9h/1classかかるんですけどね(-_-;)

ちなみにこの子は事例も載せていて、その事例がそのまま授業で紹介される、なんてこともかなりあります。ありがとうFundamentalちゃん。

評定方法は試験100%です。(リハビリテーション医学とそんなに変わらないですよ



Statistics(統計学/水曜日 18:00〜19:30/セミナー)

パソコン室で実際に分析をしながら学んでいく授業です。心理学専攻の人は、大分大学だとHADを使うことが多いと思うのですが、この授業ではJASPという別のプログラムを使って分析していきます。統計結果の英語での報告方法も学べるので一石二鳥ですね。


ちなみにJASPR言語をベースにしていて、ベイズ統計も使えるそうです。Psychometricsの授業でも先生がJASPを使っていたのでこちらではJASPが主流なんでしょうかね…JASPの開発元がアムステルダム大学なのも関係してそうですが。他にもSPSSであったりRであったり、色々な統計ツールがあるので、勉強したいですね。


所感、JASPHADが使えるなら問題無いように思います。(別にHADのようにExcelの拡張ソフトではないんですけど)そのまま論文に貼っつけられる形で表やグラフも出力してくれるので、なんやかんや使えたら卒論の時に便利そうです。



Psychometrics(心理測定学/木曜日 13:00〜14:30/レクチャー)

心理学における統計や実験の理論を学ぶ授業、といったところでしょうか。分散、標準偏差からz値、α値の求め方まで教えてくれるので楽しいです。証明はしないですけど、実際にJASP使って求めるところを見せてくれたりしますし、証明方法の導入部分といえば良いのでしょうか、そういった部分も教えてくれるので、復習がてら自分で式変形してみるのも楽しい授業です。こう書くと理系色強めなのかと思われるかもしれませんが、数学とか苦手でも問題ないです。式さえ覚えれば代入してゴリゴリ計算するだけですし、多分そんなことテストで問われないと思うので。




ハンガリーへの留学について

なんかまぁ、漠然としていますが…留学して2ヶ月経った今、留学して良かったなと思う部分についてだったり、他学部他コース他プログラムの方が留学に来たらこんなことも面白いんだろうなと思ったりしたことを、冗漫に書き連ねていきます。あくまでマクロファージは心理の畑の人間でありかつ"初学者"なので、「いやそれはちげぇよ」となる部分やハンガリーじゃなくても、となる部分もあるかと思いますが多めに見てください

あと、ハンガリーには今年は経済学部の方と教育学部の方が留学していらっしゃるので、そこは省きます。そこの畑の方にお任せするのが一番ですからね。


▶福祉健康科学部

まぁまぁ、まずはわたくしマクロファージの在籍している学部からですね。


・理学療法

PTのコースカリキュラムを見ていると、理学療法学のみならず整形外科や薬理学など他の医療分野についてもかなりしっかり学ぶイメージがあります。学部全体で必修の授業でも、授業資料の図など、かなり英語文献からの引用が多い所感。カーロリ大学には、先述したAnatomy and Neurology1,2の他にもBiological Studyも開講されていたので理学療法コースでの勉強に近い内容もそこそこ勉強できそうです。日本とは違う回復期の医療についても学ぶことができたら面白そうですね。Anatomy and Neurology2でも少し先生がリハビリについて触れてくれたりするので、ほかの授業でも紹介されているかもしれません。


後は、理学療法学に限らず他の学問にも等しく言えるのかもしれませんが、特に医療分野は英語論文が多いようなイメージです。イメージです!!わたくしマクロファージのお気に入り、PubMed様にも色々な面白そうな論文がゴロゴロあるので、それらがスラスラ読めるようになったらもっと深い学びができるのかもしれないですね。



・社会福祉実践

カーロリ大学の授業一覧をザーッと見た限り、社会福祉、というよりも社会学の授業が豊富な感じです。ハンガリーという国自体、歴史的に(とくに政治的な面)かなり動きのあった国なので、そんな国で社会学について学ぶのはかなり面白そうに思われます。個人的な話ですが、社会調査の方法について学ぶ授業は面白そうだなぁと思いました。


他にも、ヨーロッパという大きな視点で見れば、保険制度やセツルメントといった社会福祉の動きの多くがヨーロッパ由来ですし、また、ヨーロッパでも東西で貧富の格差があるというのはそこそこ有名な話かと思います。アウトリーチ、というにはかなり壮大ですが、やはり現地に行って感じることやら得られること、考えることはかなり貴重ですし、日本と比較しながらといった目線も持てるので、社会福祉の実践においては幅広い視点を持てるということで役に立つのかもしれませんね。


交換留学に参加できるのは早くて2年後期、なので2年前期に開講される(少なくとも2025年度時点では)社会保障論や保険医療サービス論のバックグラウンドと言いますか、知識を持った状態での留学は、より多角的な学びという点ではかなり有利な気がします。



・心理学

(心理学コースのマクロファージ、多分熱くなりすぎて語りすぎるかもしれません)

心理学の発展に寄与してきた人は沢山いますが、中でも著名な方々を挙げるとするならばフロイトやユング、ピアジェ、マーガレット=マーラー、アドラーなどなど、多くはヨーロッパかアメリカの人が多いです。昔はオーストリア=ハンガリー帝国という国がありまして、フロイトやマーガレット=マーラーなどなど多くはこの帝国出身でもありますから本当に広く言えばハンガリーに縁のある心理学者も多いです。(半ばこじつけですけれども!!)また、心理学といえばアメリカ、というのが一般的かもしれませんが、個人的にはアメリカは応用心理学、特に臨床心理学や心理療法(中でもCBT)に強いイメージです。対して、ユング(語弊を恐れずにもっと言うならユングの分析心理学)がその最たる例だと思っているのですが、ヨーロッパは哲学をバックグラウンドに置いた心理学が発展してきたのかな?と感じます。(心理学を究めた方からしてみればこんなの素人の妄言だと一蹴されるかもしれないんですけど

ヨーロッパ→哲学的

アメリカ→プラクティカル、実践的

とでも言いましょうか。


2コースでも同じことを書きましたが、やはり心理学も最先端の研究は英語で書かれた論文が多いので、それらを難なく読めるようになるのはかなり大きなアドバンテージになるかと思います。また留学に来て、様々な国・文化の人と関わること、コミュニケーションを取ること、異国の地での生活を通して何となくでも現地の方の生き方を知ることは、臨床での活動でかなり強みになるかと思います。今は海外から日本に移り住んだ/住む人も多いですから、そういった方々への福祉も今後課題になっていくんじゃないでしょうか。


あとまぁ、こっちに来て思ったのが、海外での心理学・心理士の立ち位置の違いも面白いなと感じることが屡々あります。こと日本においては2016年から公認心理師が国家資格として誕生し、それまでは公的な資格(語弊があるでしょうが)がなかった、という点では日本での心理職の歴史は他国に比べて浅いと言えるでしょう。そう言った中で諸外国の心理職の働きを学び持ち帰るのはかなり有益なことだと思います。



本学部で勉強していると、よく耳にするのが"地域福祉""地域包括"という言葉。日本での地域福祉の活動ももちろんですが、海外での地域福祉の活動も見て参考にして、というのも中々面白いのではないでしょうか?と思っているマクロファージです。




▶他学部

他学部、と書きましたがまぁ理工学部についてです。理工学部、と一口に言ったとて、10もプログラムがあるのでなかなかひとまとめにしてここに書き連ねるのは難しい話なのですが。高校では理系だったので、それなりには物理と化学が好きな人間です。詳しくないですけど。


まぁ、やっぱり一番に思ったのは、建築学の方はかなり惹かれる要素が多いのかなと思っています。例えば有名な国会議事堂。ハンガリーの国会議事堂はその壮観たる絢爛な見た目で、ドナウの真珠を飾る主役とも言えましょう。そんな国会議事堂は、バロック建築、もっと言うならバロック・リバイバル建築なんだそうです。ほかにも、ゲッレールトの丘の麓に堂々と立ち構える、ゲッレールト温泉。今(2025年現在)はホテルも温泉も改修のため臨時休業中なのですが、その内部はタイルやステンドグラスや彫刻で飾られた、有機的でドラマチックなデザインである、アール・ヌーヴォー様式と言うそうです。10月からの休業ということで9月に滑り込みで行きましたが、天井のガラスから注ぐ日光がプールを照らし、なんとも神聖で静謐な空間を創っていました。わたくしマクロファージは、建築に関しては全くの無知でございますから、きっと建築学専攻の方々はこれらをはじめとしたハンガリーに立ち並ぶ歴史ある建物の数々をみて感じる部分があるのでしょう、と勝手に想像しておりました。数理科学プログラムの方で、とくに幾何学好きな方とかも、建築に対してまた別の視点でなにか世界の見方を広げられるのかもしれないですね。「ここの比が…!」だとか、数学的な調和とでもいうのでしょうか。

8.png

9.png

※写真に人が移っておりましたので多少加工していますが、AIさんが上手いこと消せなかった部分に関してはマクロファージちゃんで隠しております。


他にも、ヨーロッパの気候環境は日本とはかなり違うなと感じていますが、地球環境科学プログラムの方とかだとまた違った見方や思考のアプローチができるのかなぁ、とか。今ここに述べていない他のプログラムの方も、ハンガリーでの日常生活を通じて、「日本ではこういったところには機械やAIが導入されているけれど、ハンガリーでは違う」とかその逆もまたしかり、そんなところから自分の専攻の分野と結び付けて考えるのも面白そうですね。



もし理工学部の方がこの部分を読んだとして、おそらく「なんや此奴、浅いのぉ」と思われるでしょう。結局のところ、知識がないとものの見方なんて変えられないですし、知識があったとしてもやはり経験的知覚は言語的記述を凌駕します。とくに理工学部の多くのプログラムは基礎よりも応用の部分に強いんだろうな、というのをプログラム編成から見るに感じますから、いろいろな世界をみてアイデアの種を盗む手段の一つとして留学は強いのかな、と思います。ド偏見ですが、数式とか構造式とか図とかを説明でよく使うので、それを元に授業を聞けば案外理解しやすいのかなと思っています。実際、心理測定学のある授業で、数式をめちゃくちゃ扱ってた回がありましたがその回だけかなり理解しやすかったという実体験もあるので...




福祉健康科学部から留学をするということ

前項と重複する部分もあるかと思いますが、少し現実的なお話をさせてください。のちにまた書きますが、本学部からの交換留学への参加は私が初めてのようです。詮ずる所、有体に申し上げますと情報不足というわけです。事実、自分自身も交換留学に参加を決定するまでのプロセスにおいて最も難航したのが情報収集でした。後学の方で交換留学に参加したい、という方がいらっしゃった際に少しでも役に立てばと思いもう少し踏み込んで書かせていただきます。


注意点として、ひとえに福祉健康科学部と言ってもコースごとに状況は大きく異なるので、あくまで心理学専攻の身からして、という前提にはなりますがご了承ください。


まず、単位交換ですが、福祉健康科学部では行われません。少なくとも心理学コースは、ですが、心理学コースでなされないのなら理学療法コースならびに社会福祉実践コースにおいても同じでしょう。おそらく、理学療法コースも社会福祉実践コースも心理学コースも、前提としてそれぞれ「理学療法士」「社会福祉士」「精神保健福祉士」「公認心理師」という国家試験を一つのゴールとして据えていること、その国家試験の受験要件の兼ね合いもあるからだと思われます。


交換留学は半年あるいは1年という単位で秋学期(+春学期)に行きます。一番早くて2年の後期からの留学になります。4年で卒業する、という条件を課すなら2年後期から半年間、という形が理想手かと思います。なので、2年後期、半年間という条件のもとお話させていただきます。


単位が交換されない、ということはつまるところその分の授業を3年後期・4年後期に受ける必要があるということです。加えて、実習への参加要件もありますから、それも踏まえて2年後期分を履修していかなければなりません。また、通年の授業(心理学コースの実践領域実習。理学療法コースなら理学療法研究論?)は1年間を通して受けなければならないので、必然的に翌年に繰り越しになります。なので、授業や場合によっては実習を、1つ下の学年の方と受けることになります。また、各授業の開講に関しても毎年同じとは限らないので予測が難しいという点もあります。


ほかにも、各コース卒業研究があること、理学療法コースと社会福祉実践コースは国試や就職活動が4年には入ってくるであろうこと、心理学コースも就職活動がある方はそれも並行でしていかなければならないです。院試は8月に確か第1次募集があったはずなので、あまり影響はないかと思いますが、2年後期の分を3年後期に受けきれなかった場合、かなり大変になるかと思います。(これに関しては他人事じゃないので私自身もかなり不安です。)院試に限らず、国家試験についても同じことは言えます。


また、心理学コースの話になりますが、卒業研究にかかるゼミ配属のアンケートが3年の前期に行われます。3つの研究テーマを提示する、という形になりますので、2年後期の授業のうち心理学に関係する授業(臨床心理学実践論/社会心理学/行動分析学/司法犯罪心理学)を受けられていない状態になるので、研究テーマの考案に際してそのバックグラウンドの有無が周囲とあるということも理解しておく必要があるかと思います。


*まぁ、シラバスは公開されているので教科書や参考書を買って先に勉強しておく、というのも手です。教科書に関しては生協で教科書販売の時に購入できるので手間もかかりにくいです。社会心理学に関してはこちらでも開講されているので、それを取ってもいいかもしれませんね。社会心理学に関しては学部必修の授業でもありますし。

 

 

 

マクロファージについてやらなんやら

そういえば、私が何者かということについて前回のブログであまり記載していなかった、と気付きましたので今月はと思い、少々失礼いたします。

わたくしマクロファージは、福祉健康科学部2年に在籍しております、心理学専攻の者です。ここまでは前回申し上げました。


心理学といえば、色々な心理学があります。わたくしマクロファージは、元々は臨床心理学に興味を持って大分大学にやってきた身なのですが、色々な心理学に触れて今は感情心理学・神経生理心理学に興味が偏っています。好き、と言ってしまうのはもうそれはそれは大変に烏滸がましいのですが、最終的には"ちょっとできる"レベルになれたら嬉しいですね。


大分大学では、この分大生留学奮闘記以外にも、教養棟1階にある留学生係にて過去の先輩方の留学の記録を参照することができるのですが、どうやら、私の見落としがなければ福祉健康科学部では初めての交換留学生のようなのです。福祉健康科学部の前身である教育福祉科学部や大学院教育研究科(修士)では行かれた先輩方はいるようでしたが。


まぁ…とはいえ、この学部から留学をしたいと望む方がもしかしたら今後現れるかもしれないし、BPSモデルでいうところのバイオ-サイコ-ソーシャルの3つのそれぞれの分野でももっと英語が重視されるかもしれないという、半ば私の希望含めた可能性に、私なりに残せるものはここに残したいと思っている次第でございます。後学の方に見つけてもらえたらあわよくば、役に立てばそんな淡い期待を勝手に抱いて今回のブログをしたためました。



次月はプレゼンのテストと、月々の諸費用(食費やら)について書こうかなと思っています。

以上、ご機嫌マクロファージでした、Szia
posted by マクロファージ at 00:05| 大分 ☁| Comment(0) | 2025 ハンガリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年10月31日

ハンガリー留学

こんにちは😽


私は今ハンガリーに留学しています。一時期寒い時期もありましたが、最近は20度近くまで気温が上昇する日もあってダウンを買い悩んでいます。


今回は2ヶ月間ハンガリーで過ごして気づいたことなどを書きます。


授業

大分大学からの学生はみんな人文社会学部に所属しますが、経済学部の授業を取ることも可能です。しかし事前に送られてくる資料は所属学部のものしか無かったため、経済学部にメールをして授業の開講時間を教えてもらいました。授業の場所はNeptunというサイトで確認できますが、その時点ではまだアクセスできなかったため、最初の授業時は経済学部棟に入ってすぐのモニターで確認して教室に行きました。経済学部棟はBethlen寮からトラムと電車とバスを乗り継いで約1時間程かかる場所にあります。もう一つの寮の方が近そうですが、今期は全員同じ寮にいるため、もう一つの寮のことは詳しくわかりません💦


困ったこと

wiseかRevolutを日本で作っておくべきです!こっちに来てからでも開設は可能ですが、マイナンバーカードが必要です。私はマイナンバーカードを日本に置いてきたのでもう登録できないです。免許証から登録しようとしましたが、結局マイナンバーの書類系が必要になったので出来ませんでした💦友達と一緒に何かを買った時に割り勘をする手段として使ったりととても便利そうなので、入れていくことをお勧めします。


おすすめ

ハンガリーではネイルが安いです!長さだしなし持ち込みデザインで日本円で4000円前後で出来るサロンがあります。クオリティに満足するかは人それぞれだと思いますが、個人的な意見としては十分満足できると思います。

私のおすすめはベトナム人が経営するネイルサロンです。欧米のデザインも取り扱いつつ、アジアのデザインも汲み取ってくれるので日本人向けだと思います。

しかし、気をつけなければならないこともあります。それはインスタの画像を参考にしすぎてはいけないことです。私の友達はインスタの画像をみてネイルサロンに行ったのですが、出来上がりがその画像と違っていました。後から分かったのですが、インスタにあがっていた画像はpinterestからの画像でした。ネイルサロンが投稿する画像はそのサロンで行われたものしかあがらないと思ってたので驚きました。

このことがあってからまだお気に入りのサロンを見つけられていないので、見つけられたら共有したいと思います。


治安

最後に治安について書きます。

ブダペストは治安が比較的いいです。財布を盗まれそうになったこともないですし、現地の人もズボンの後ろのポケットにスマホを入れて歩いているのを見ます。

しかしホームレスに睨まれたりしたこともあるので、日本にいる時よりは警戒した方がいいと思います。おすすめは堂々とする姿勢を崩さないことです。トラムや電車で変な人がいた時に周りの対応を見てみたら誰も気にしてる人がいなかったので、それが対処法だと思います。


ホームシックになる時もありますが、最近はハッピーに過ごしてます。ハプニングなども全部楽しんでいきたいです😸

posted by チェ at 09:09| 大分 ☔| Comment(0) | 2025 ハンガリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年10月30日

ハンガリー留学(2か月)

Szia〜〜!❁*.

ハンガリーのカーロリ・ガシュパール・カルビン派大学に留学中の教育学部3年生のはちです!

私は今回、以下の内容を主に書いていきたいと思います。


留学先大学の決定と準備

教育学部からの留学について

カーロリ大学の授業(学習面) ︎

ハンガリーでの生活(生活面)


《留学先大学の決定と準備》

私は11月末の直前まで留学に行くかどうか悩んでいました。幼いころから長期留学をしてみたいという夢があったので入学当初からぼんやりと考えてはいましたが、教育学部から長期で留学するとなると準備やお金も色々と大変そうなイメージがあり、なかなか踏み込めずにいました。ですが家族や友達、留学経験者の友達や先輩、先生方など身近な人に沢山相談したことで大きく後押しをしてもらい、決断することができました。本当に感謝してもしきれません。少しでも迷っている人はとにかく経験者の人や身近な人に相談してみることをお勧めします。


次に、ハンガリーのカーロリ大学に決めた理由についてです。

学びたい分野(言語・英語教育)の授業が沢山あったこと、バディ制度や寮の手配など大学側のサポートが手厚いことが大きな理由です。また、ハンガリーは物価が安く、治安が良いのも魅力でした。学割も豊富で、ブダペスト市内の公共交通機関乗り放題のチケットが1か月900円だったり、温泉などの観光地もかなりお手頃に楽しめます。他のヨーロッパの国に比べると英語話者が少ないと聞いて心配していましたが、若い世代を中心にほとんどの現地学生や交換留学生は流暢に話しますし、大学の授業も全て英語で行われるので予想していたよりも英語に触れることができています。


《教育学部からの留学について》

次に、教育学部から留学する際の注意点について話していきます。留学前に私が知りたかったことをまとめてみたので少しでも参考になれば嬉しいです。

交換留学先の国や行く学年、期間によって状況は異なるため、同じ教育学部でも条件が違う場合があります。あくまで私が知っている範囲での情報になりますので、参考程度に読んでいただければと思います。

まず大前提として、教育学部では交換留学先で取得した単位を大分大学の単位に変換することはできません。そのため、半年間あるいは1年間の留年の可能性が伴います。

ただ、交換留学なので休学ではなく在籍は認められ、帰国後の半年間で残りの卒業単位をすべて取得し、卒論を完成させることができれば同学年の人と卒業できる可能性もわずかながらあります。また、多くの人が4年前期に教員採用試験の一次試験を受けますが、それも間に合わないので教員就職が1年遅れます。

私は3年前期までの単位を取り終えて「3年後期から4年前期」の2学期分(約10か月間)を交換留学の期間にしています。

私の場合は帰国後の4年後期の半年間で、「4年後期の授業/卒論ゼミ」にプラスして「3年後期の授業/観察・本実習」の単位をすべて取得できれば、留年することなく卒業できる可能性があるということになります。

まだまだ私自身も帰国後の流れについて不確かなことは多いですが、メンターの先生方や英語科の先生方、そして教育学部学務係の皆さんにサポートしていただいているおかげで、安心して楽しく留学生活を送ることができています。


《カーロリ大学の授業(学習面) ︎》

私は今期、全部で7つの授業を取っています。そのうち2つ(*)は日本語学科の授業に日本語ネイティブのゲストとして参加しているだけなので、登録はしていません。

すべて10人前後のセミナー授業です。

  • Teacher’s skills development 2 

英語教育において、ディスレクシア等の学習困難を抱える子どもたちに対する4技能別の支援方法やインクルーシブ教育について学んでいます。

  • Using Technology in English Language Teaching

様々なICTツール(google classroom/canva/neapodなど)・AIを試し、英語教育で有効活用できそうな場面について意見を出し合ったり、オンラインと対面の割合、ICTAIの活用頻度についてなど、実用的なツールの使い方や使用場面について学んでいます。


➡上記2つの授業は留学生は私のみで、教育学部の言語教育専攻のハンガリー人学生と一緒に受けています。

対話形式の授業かつ専門的な教育用語を英語で学ぶので予習・復習必須ですが、教授・学生共にとても親切でいつも声をかけてくれたり、メールで参考資料を送ってくれたりと、沢山助けてくれるので楽しく受講できています。


  • Hungarian Language and Culture for Absolute biginers 

あいさつや数字など基本的なハンガリー語に加え、日常生活で出会うハンガリーの文化についても学べるので、当初暗号のように感じていた街並みの風景の中から知っている単語を見つけられるようになり、各段に生活しやすくなりました。全く知らない言語を一から学ぶという経験も楽しいです。

  • Communication in folk culture and Music

ハンガリーの伝統的な楽器や音楽について学んだり歌ったりします。先生が有名なフォークシンガーで、コンサートに無料で招待してくれることもあります。Marchasyu church.jpg

  • Medieval Hungarian History

先生が有名な考古学者で、座学だけでなく沢山の武器や装備のレプリカを実際に触らせてくれたり、週末には先生の家の庭で武器を体験させてくれたりもします。


➡上記3つの授業は留学生のみの授業で、韓国・フランス・ドイツ・スペイン・オランダ・ジョージア・アメリカ・スリランカなど様々な国の学生と一緒に学んでいます。


  • *食で学ぶ日本語
  • *日本語上級会話

➡上記2つの授業は日本人の教授から頼まれ、日本語学科のハンガリー人学生が受講している授業に日本語ネイティブのゲストとして参加しています。日本人よりも日本の言語や文化に詳しい学生ばかりで驚かされます。会話メインのアットホームな雰囲気でハンガリー人の友達もたくさんできます。私もこの授業を通して、今まで気づかなかった日本についてやハンガリーについてもっと知っていきたいです。

campusR6.jpglibrary.jpg

《ハンガリーでの生活(生活面)》

約2か月間ハンガリーのブダペストで生活してみて感じたことについて話していきます。首都なので公共交通機関(路面電車(トラム)・バス・地下鉄)がかなり充実していて、大幅に遅れることもなく本数も頻繁にあり、定額乗り放題のためいつでもどこにでもいけます。また、公園が沢山あり、花や植物など自然も豊かで、ランニングや読書、編み物など趣味を楽しむ人も見られ、時間がゆっくり流れているように感じます。

物価についてはショッピングモールやカフェなどは日本と同じくらいですが、野菜・果物・パン・サワークリーム等が特に安く感じます。レストランは日本よりも高めです。日本料理は特に高価でラーメンは2000円ほどします。

ハンガリー人は親切でフレンドリーな人が多く、お年寄りや親子に席を譲ったり、困っている人を見知らぬ人が助けていたりする場面もよく見かけて心が穏やかになります^^

少し嫌なところは、喫煙者とハトがかなり多いこと、救急車の音が大きすぎることです。

寮については、一緒に来た子が詳しく書いてくれているとおもいますが、ベスレン寮のほうで4人部屋です。大学指定の寮なので、寮費も16000円程で安く、問題があればいつでも日本人の教授に相談できます。私のルームメイトは全員日本人で、事前に一緒になりたい人がいれば希望も出すことができます。日本人は全部で6人いて、残り2人の日本人はルーマニア人とジョージア人と同じ部屋でした。基本は同じ国籍で固められるみたいで、韓国人は20人程いますがほとんど同じ部屋になっていました。寮では基本すべてのものを他人とシェアすることになります。完全に1人になれる空間がなく、電話も自由にできないので、人によってはストレスかもしれません。ですが、個人的には常に誰かと過ごしていたおかげでホームシックも感じていませんし、キッチンでいろんな国の子達と料理をシェアしあったり授業や日常生活について話したりもできるので寮を選んでよかったと感じています。ベスレン寮にはstudyルームや、卓球・ダーツ・テレビなどがあるcommonルームもあります。最近では2階に大学運営のジムもできて年会費Ft6000(約2735円)で大学内のジムも併せて使い放題らしいです。ただ、良く利用するキャンパスまでトラムで30分、@Aの授業のキャンパスまではバスで1時間程かかります。

寮以外にもシェアフラット(個人部屋+シェア)など大学が提示してくれるものや、facebookから自力で見つける学生もいます。ヨーロッパの国からの留学生はほとんどフラットに住んでいる印象です。月7-12万円程かかるらしいですが、自由に友達を呼んだり、キャンパスに近い位置に住むことができるのでそういった点においては寮よりも良いかもしれません。


ハンガリーに留学にきてから、すべてのことが新鮮で充実した日々を過ごすことができています。環境の大きな変化や言語・文化の壁など慣れないものも多いですが、少しずつ慣れていけたら良いなと思います。もし質問があればなんでもお待ちしています^^


かわいいものブダペスト.jpgバーニャカウダ城.jpgブダペストの教会.jpgsentendre.jpg

posted by はち at 18:29| 大分 ☁| Comment(0) | 2025 ハンガリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年10月12日

KRE ハンガリー留学 2025

Szia!

ハンガリーのカーロリ・ガーシュパール・カルビン派大学(以下カーロリ大学)に留学中の心理学専攻のマクロファージです。

時間というものは実に速いもので、渡航から既に1ヶ月が過ぎました。速いですねー。


さて今回は1回目のブログ投稿なので、渡航前後やそれに関する諸々について冗漫に、縷々記してみようかなぁと。


目次です。参照したい部分があれば幸いですが...

・留学先への渡航

ービザについて

ー航空券に関して

ー金銭やカードについて

ーネット環境について

・居住地について

・到着後の生活

・9月の生活

・Reference



1.留学先への渡航

―ビザについて

 ハンガリーに関して、留学に際しての入国方法は2種類あります。ハンガリーはシェンゲン協定国ゆえ、90日間以内であればビザなしで滞在することが可能なので、ハンガリー到着後にビザを取得する方法と、日本で予め留学ビザ(D-VISA)を取得しておく方法です。今回は私含めて3人とも事前に日本国内でビザを取得してから留学に臨みました。但し、大使館は東京都に位置するということや、用意しなければならない書類も複数ある為、そこは注意してください。まぁ、個人的な意見としては留学先についてから取得する方がなんかめんどくさそうって思ったので、ここではそちらの方をおすすめしておきます。(まぁ最終的には個人の判断に委ねるんですけど。)

 また、他の国の扱いに関しては存じ上げませんが、駐日ハンガリー大使館によりますと『ハンガリー入国後30日以内に現地の移民局にて「滞在許可書」に切り替えをする必要があります』と記載がありますが、この切り替えに関してはカーロリ大学側がしてくださるので心配なさらないでください。とは言ったものの、制度云々の変更はいつどうなるのかということは分からないですから、情報は適宜収集して下さい... ちなみに留学ビザで入国した場合、オリエンテーションの際にレジデンスパーミット(滞在許可書に同義)を受け取ることができます。身分の証明として、きちんとした信頼性の高いものでもありますので、何かと便利かもしれないですね。

 在ハンガリー日本大使館で取得した場合に関してはちょっと存じ上げないので記載しません。過去の先輩方が書いてくださっていましたのでぜひそちらを参照なさってください。


―航空券に関して

 今回、大学生協さんにご協力いただきまして、そちらの方で往路のみ航空券を取りました。福岡空港国際線〜仁川国際空港〜リスト・フェレンツ空港で大韓航空を利用しました。8/30に出発し、30-31の間は韓国国内で一泊し、翌日朝に仁川を発ち、ブダペストに向かうという形でした。ただ、預入荷物が23kg×1個という条件だったのが少し大変でしたね。まぁ忙殺されますが、全然こちらの方でも日用品やら服やらは揃えられるので、そんなに問題になったかと今問われれば、そんなに、という感じですかね。

 あ、ちなみに福岡空港までは高速バスを使いました。


―金銭やカードに関して

 ハンガリーはEU加盟国ではありますが、フォリントという独自の通貨を使用しています。換算は凡そ1Ft=0.43~.44円です。フォリントは他の通貨と比較してみても、割と為替レートの変動が小さく、安定しているので生活上とても安心ですね。とはいえ、2025/10/11時点で、自民党総裁など大きな動きがあったためここ最近は乱高下が通常に比べて激しかったですね。

 今回持参したカードは5枚ありました。多いですねー(他人事)。「楽天カード(VISA)/三井住友Olive(VISA)/PayPay銀行カード(VISA)/Sony Bank Wallet(VISA)/Wise(MasterCard)」です。ブランドの偏りもすごいですねー。楽天カードは元々持っていたクレジットカードで、Oliveはサブカードみたいな立ち位置です。とはいえ、支払いはほぼすべてWiseで行ってるのでほぼ出番はないんですけどね。Sony Bank Walletも元々持っていたので持参してきましたが、対象10通貨にフォリントはないので、基本的には出番はないですね。ただ、wise(日本発行のもの)はスマホのウォレットに追加できないので、その点においてはSony Bank Walletのほうが便利ですね、圧倒的に。

 現金に関しても、少しはもっていたほうが安心です。町中の御手洗いは有料かつ現金対応のみだったり、(最近では多くの店舗でチップもクレカで支払えるようになっていますが)一部サービスや、フリーマーケット等で現金が必要な場面もありますから。


ーネット環境について

 基本的にブダペスト市内にはカフェやスーパーなど店舗ごとにwi-fiが整備されているように思います。寮でもwi-fiが提供されてますので、まぁそこそこといったところでしょうか。ただ、移動の際にGoogle Mapを使うので、案外自分でSIMを持っていたほうがいいなぁと感じます。現状、私はHolaflyの90日無制限プランを利用しています。ただ、eSIMなので対応端末が必要になるという点で注意が必要ですね。


2. 居住地について

カーロリ大学にはObudaiとBethlenの2つの寮があります。私が滞在したのはBethlenのほうですが、心理学のキャンパスに行くという点においてはObudaiの方が圧倒的に良いですね、近いですから。ただ、オリエンテーションが行われるキャンパス・一般的に言語学関係(特に日本語学)の授業が開講されるキャンパスはBethlenのほうが近いです。

Bethlenの寮は1部屋当たり4人という構成になっています。部屋の中の写真は、ルームメイトの私物もあるので写真での掲載はお控えさせていただきますが、イラストで失礼いたします。ところどころ縮尺など可笑しい部分はあるかと思いますが、多めにみてください...

0.png

付近にはAldiというスーパーマーケットや、日本で言うところのコンビニエンスストアがあったり、少し足をのばせばLidlというスーパーマーケットもあります。寮から徒歩2〜3分程度にトラムの駅もあり、本数もそこそこあるため、周辺含めた住環境は良好なように思います。寮には門も併設されており、且つレセプションに鍵など管理してくださっている方も常駐していますので、セキュリティの面でも安心です。

寮のグランドフロア、日本で言うところの1階にあたる階に洗濯機2台・乾燥機1台があります。今のところそんなに、自分が使おうと思ったときに被ってはいないですが、まぁ有体に言えばタイミングゲーな気もしますね。同フロアに台所もあります。オーブン、IH、電子レンジ、炊飯器、ポット...わりと調理の上で使えるものはそろってます。ただ、広さはあまり確保されているわけではないので、空いている時間を狙うといいですね。

シャワーブースはグランドフロアにあるだけでも5個あるのでかなり余裕はあるように思います。ただ、脱衣所とかはなく、カーテンで仕切られているだけなので、なにかポールにかけられるポーチやら袋やら器やらを用意しておくと、服やシャンプーやコンディショナーやその他諸々を床に置くことなく使えるので良いと思います。あとは、ビーチサンダルなどを1組は用意しておくと、裸足でシャワーブースを使用したくない方は特に良いと思います。部屋も特に土間のようなスペースはないので、寮内での室内履きにも適していると思います。

さて、寮に住む、ということは当然寮費を払わなければならないわけですが、こちらで銀行口座を開く必要性に関してはないです。断定するのは憚られますが、少なくともWISEというカードを持っていれば必要ないですね。正確には、WISEでアカウントを作ってハンガリーの口座をオープンさせておけば物理カードがなくても大丈夫です、と言わせてください。その他海外留学に際して有名なRevolutもありますが、今回僕が選択したのはwiseなので、そちらでの送金等は私共の方では詳細な情報は持ちかねています故省略させてください。さて、手順を説明させてもらいますね。今回添付するスマホのスクリーンショットはAndroidのものなので、iOS端末だともしかしたら見え方は異なるかもしれませんが。あと、適宜暈しも入れさせていただきます、ご了承ください。

ホーム画面です。下の選択バーから、支払いを選択します。

1.jpg

次に、送金する、を選択します。

2.jpg

送金する通貨はハンガリー・フォリントなのでそれを選択します。

3.jpg

受取人の追加です。オリエンテーションの際に寮費の支払いに関しても言及され、後日オリエンテーションの際に使用されたPPTもメールで受け取れます。その中に寮費の送金先が書かれたスライドがあるので、そこをスクリーンショットしてください。そして、「スクリーンショットまたは請求書のアップロード」でそのスクリーンショットをアップロードしたら送金先を自動で読み込んでくれますので、そこから送金できます。領収書もあとでダウンロードできるので、問題ないですね!

4.jpg

5.jpg

ちなみに寮費は35000Ftで、日本円で15000〜16000円相当です。安いですね!!!



3. 到着後

 8/30にハンガリーに到着し、寮に入りました。

・9/1 学部の説明やら大学施設の説明、実用的な情報について、バディビルディング(=レクリエーション)

・9/2 ハンガリーの地理や歴史、英語のテスト、市内ツアー

・9/3 カルチャーショックに対するコーピングについて

・9/4 ハンガリー語の授業(Hungarian language and culture for absolute beginnersの第一回目)

・9/5 履修登録

到着後の最初の週はこんな感じで過ぎ去っていきました。授業に関しては、初回受講してみて調整していくのがいいと思います。最終的に自分の履修は以下の通りになりました。

Tue: Oral Presentation Skills (seminar)

Wed: Hungarian Language and Culture for Absolute Beginners(seminar), Anatomy and Neurology 2(lecture), Statistics(seminar)

Thu: Psychometrics(lecture)

Fri: Hungarian Language and Culture for Absolute Beginners(seminar)

セミナーとレクチャーの違いは、人数及びテストにあります。セミナーはレクチャーに比べて少人数で開講され、テストが全15回の授業内に行われるというものです。レクチャーのテストはテスト期間中に実施されます。

各授業に関しては次回か次々回にでもまた失礼します。(ハンガリー語に関しては他の方も履修しているのでもしかしたら省略するかもしれませんが。)



4. 9月の生活

 なんといっても留学初月、必要なものはある程度こちらで調達をと思い、それらを買うのに動き回ったなぁという印象です。とはいえ、その中でハンガリーの景観に身を置いて雰囲気に身を委ねて異国情緒あふれる街並みを楽しんで〜という時間も作れて大変満足です。温泉のことは、もしかしたら他の2人が書いてくれるかもしれないので、一旦今回は控えて、9月のイベントについてお話させてください。

 Brain Barというイベントに参加してきました。ブダペストで毎年開催されている「未来」について考えるイベントです。講演会、ディベート、パフォーマンスなどなど...未来について、あらゆる学術分野の研究者が一堂に会し考える...そんな内容です。普通、このイベントには入場料が必要なようですが、条件を満たした場合に学生は無料とのことでしたので参加してきました。聴講、という表現が適切なのかはさておいて、「The Rise and Fall of the Human Mind ~The Battle for Out Cognitive Future~」という議題で、神経学者の方が登壇されてAIやSNSと我々の心理(特にwell-beingとか幸福)についてを神経学的・社会心理学的側面から語ってくださいました。自分は心理学専攻ですから、これは聞かねば...!という思いで行きましたね。会場は満席で、私は階段に座って聞いてました。立ち見の方もいて、大変大盛況のイベントでした。今回私が拝聴したのは認知、という側面からのアプローチでしたが、ほかにもテクノロジー、文化、社会、気候変動などなど、たくさんの畑の講演があり、アカデミックなネットワーク機能の強いイベントのように感じたと同時に、やはり学問は面白いということを如実に感じさせてくれました。簡単に言えば、市民向けの多種多様な畑の方が集う学会、みたいな感じでしょうか。

6.jpg


少しでもハンガリーのカーロリ大学に留学を検討していらっしゃる後学の方々にとって有益な情報となることを願います。
次月は履修している授業について書いてみようかと思います。

以上、マクロファージでした、Szia!


Reference:

駐日ハンガリー大使館. https://tokio.mfa.gov.hu/hu

Sony Bank Wallet. https://sonybank.jp/products/sbw/

exiap. 「WiseとRevoluteを徹底比較!」. https://exiap.jp/guides/wise-vs-revolut

Selma|イギリス. 「WiseとRevoluteどっちがおすすめ?両方使っている海外在住者が【徹底比較】」. https://note.com/rere_hygge/n/n5c5b451aca16

Brain Bar™. Brain Bar 2025. https://note.com/rere_hygge/n/n5c5b451aca16

posted by マクロファージ at 04:23| 大分 ☁| Comment(0) | 2025 ハンガリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする